Sonyのタイムラプス用赤外線リモコンを製作しました。

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Sonyのタイムラプス用赤外線リモコンを製作しました。

投稿記事by tankimono » 2017年11月24日(金) 20:09

Sonyさんから2017年11月24日現在、タイムラプスアプリを前面受光の赤外線リモコンでスタートさせると露光のトラッキングが出来ないとの、私の申し入れに、Sony内部の技術部門で詳細検証の結果を正式に回答を頂きました。
結論は、私の申し入れの通り、前面受光のRMT-DSLR2などの赤外線では露出のトラッキングが出来ていないとのことでした。
そこで、このSONYのタイムラプスアプリが使えなくなってしまいました。
その対策として、ジンバル上のカメラを定期的なインターバルでシャッターを切る必要が出てきました。
以下の写真は今回製作した、赤外線制御のタイムラプス用のインターバルタイマーリモコンです。
画像有線リモコンでは互換機メーカーのロワジャパンのTC-2011有線リモコンなどには、インターバルタイマーの機能が備わっています。
Sony互換機リモコン・メーカーのロワジャパンのTC-2011有線リモコンは、Amazonでは二千円以下で販売されています。
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今回私は、リモコンの赤外線コードを廉価な互換機の赤外線リモコンで発光させる事にしました。
画像
このリモコンはアマゾンでは500円以下で購入可能です。
これ等の、リモコンを専用にケーブル接続してしまってもOKですが、それぞれ単独でも使用可能なように今回はコネクターで接続する事にしました。
コネクターや付属の部品を購入しても3000円以下で製作できそうです。
又、赤外線リモコンは通常使用に比べると、タイムラプスの動作では電池の使用量が何千倍と比較になりません。
そこで、赤外線リモコンには外部電池でも動作可能なように外部電源の3ボルト乾電池用のコネクターも今回つけることにしました。
画像 画像 画像 廉価な赤外線リモコンの内部です。
このリモコンの内部から赤外線のシャッターコードを送出する信号ポイントに半田付けしてラインを外部に引き出します。
画像 画像
ロワジャパンのTC-2011有線リモコンの内部を開けて制御ラインを確認します。
画像 画像 今回はリモコン内部で接続せずに外部のケーブルを切断してここに、接続用のコネクターを取り付けて、従来どおりに単独でも有線ケーブルリモコンとして使用できるようにコネクター接続方式としました。
画像 画像
今回改造して赤外線でのインターバルタイマー動作している様子を撮影して見ました。

いかがでしょうか?
上手くシャッターが切れています。
これで、Sonyのタイムラプスアプリの撮影フレーム数の上限990枚を気にせずに無制限にフレーム数を設定可能です。
皆さんも製作されてみてはいかがでしょうか?
メカニカルなシャッターは数十万回といわれているようです、サイレントシャッター設定をして電子シヤッター操作で作動させてください。
動作などでの不具合は、私は責任を負えません。
あくまで自己責任でお願い致します。
今回Sonyさんにも、タイムラプスアプリで赤外線リモコンでのスタート時にも露出トラッキング行えるように改善を要望しましたので近い将来改善されるかもしれません。

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Sonyのタイムラプス用赤外線リモコン製作

投稿記事by tankimono » 2017年11月29日(水) 16:41

前回は有線リモコンと、赤外線リモコンを電気的に接続して、ワイヤレス制御(赤外線)のリモコン昨日の実験を行いました。
今回は、上記の有線リモコンの内部に赤外線リモコンの制御ユニットの機能部分と赤外線LEDを組み込みリモコン単体でタイムラプス機能が実現できる赤外線リモコン作製にチャレンジしようと思っています。
今回は、有線リモコンに前回のロワジャパンTC-200xと同等品と見受けられ、価格的に数百円安かったNEEWER(MC-36B)をAmazonで手配し入手しました。
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しかし以下の不具合があり、出品者に交換を要求しています。

不具合内容
  1. インターバル動作時に圧電ブザーが鳴る設定でも鳴らない。(その他設定変更時にも受付時に鳴るはずが鳴らない)
  2. 電池挿入時に、シャッターの赤色LEDパイロットランプが点灯し、LCDのバックランプが30秒程度点灯してしまう。
  3. バックランプ点灯ボタンを押下時に点灯時間が10~30秒程度バラつき不安定である。(説明書では5秒)

リモコンのケース等は全く同じで内部を確認した所、制御基板のバージョンが異なるようでレイアウトが以下のように異なります。
 
  • NEEWER(MC-36B)
    画像 画像 画像
    搭載パーツは殆ど同じですが、信号ケーブルの接続箇所と色が異なります。
    又、バックライトの色も本機は白色LEDですが、ロワジャパンTC-200xはグリーン色のLED3個で照明されていたようです。
    詳細に関しては交換後に調査したいと思っています。
     
  • ロワジャパンTC-200x
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内部に搭載用の赤外線リモコンも安かったので予備を含めて2個も手配済みで、NEEWER(MC-36B)が正常動作の製品に交換が出来次第組込テストしたいと思っています。

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NEEWER(MC-36B)の返金商品でタイムラプス用赤外線リモコンを製作しました。

投稿記事by tankimono » 2017年12月12日(火) 20:53

NEEWER(MC-36B)の仕様の問題(不具合)でAmazonのマーケットプレイスの好意で返金を頂き製品に関しては返品なしで此方で自由にしてもOKとの回答を頂き捨てるのも勿体無いので赤外線方式の一体型インターバルタイマーを以下のビデオのように作製してみました。

しかし、残念ながら動作が不安定です。
今回は当初接続テスト時に使用したRMT-DSLR1互換リモコンと異なり格安@260でAmazonで入手したRMT-DSLR1互換リモコンを入手して使用しました。
画像このリモコンは以下のように複数のスイッチをサポートしたリモコンで3x7の21箇所のスイッチをマトリクススキャンしてスイッチ検出を行っています。
画像 画像 この様に制御マイコンも16ピンの多くのI/Oがサポートされたパッケージが搭載されており、それぞれのスイッチパターンをマトリクスでダイナミックにスキャンしています。
タイミングは以下のようなタイミングです。
画像 画像多くのI/Oに接続されたスイッチをダイナミックにスキャンしておりロジックアナライザーでトレースしてみました。
1.18mSecパルスでそれぞれのSWを約28mSec周期でスキャンしているようです。
今回はこれ等のI/Oポートの内シャッターボタンに割り当てられたポートをP-MOSスイッチもどきにPチャンネルMOSFETを2個使って双方向のアナログスイッチのインターフェースを作製して有線リモコンと接続します。
画像 画像 画像CADでPCBボード配線時の参考に作製しましたが蛇の目基板で作成しても15mm角程度に収まります。
今回は赤外線リモコンでコストダウンで省略されていた電源のコンデンサに漏れ電流が格段に小さく高周波特性にづぐれた積層セラミックの100μF 6.3Vを電源回路に追加しました。
画像 画像 画像
このI/Fボードで有線リモコンと赤外線リモコンの赤外LEDとコントローラー部分のみをカットしたユニットをワイヤー配線で接続します。
画像 画像 このワイヤーで接続された状態で有線リモコンのシェルを取り付け完成です。
画像 画像
残念ながら、この作製したリモコンの動作は不安定でした。
次回は、この不安定さを何とか解決できたようなのでその方法と何故不安定になるのか調べた考察を紹介したいと思います。

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タイムラプス用赤外線リモコンを不安定さを何とか解決

投稿記事by tankimono » 2017年12月13日(水) 17:11

前回作製の赤外線方式のインターバルタイマーの不安定さが解消できました。
解決策は使用したRMT-DSLR1互換の赤外線リモコンをAmazonで@560の以下のリモコンに変更しました。
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このリモコンの内部は以下のように今までのRMT-DSLR1互換リモコンとも異なっています。
画像 画像 画像 御覧のようにリモコンのスイッチのパターンは3列5段の15箇所のスイッチパターンが用意された基板に8ピンのマイコンが搭載されてそれぞれのスイッチをやはりダイナミックにマトリクススキャンでスイッチの押下を検出しています。
今回の基板には電源側に積層セラミックのコンデンサが搭載されており追加する必要はありませんでした。
ダイナミックにスイッチをマトリクススキャンしている様子は上のマイコンの写真のシャッター検出端子にオシロノプローブを接続して以下のデジタルストレージオシロで波形を観測しました。
このマトリクススキャンが前回の不安定な動作のRMT-DSLR1互換の赤外線リモコンと違ったのです。
  1. 安定動作の今回のリモコン波形
    画像 これが今回のRMT-DSLR1互換の赤外線リモコンのマトリクススキャンの波形で周期が9.5mSecでラッチのタイミングは150μSecのパルス時に押下スイッチをラッチしています。
  2. 不安定な前回のリモコンの波形
    画像 マトリクススキャンの波形で周期が25.5mSecでラッチのタイミングは1mSecのパルス時に押下スイッチをラッチしています。
AとBの波形では周期やラッチタイミングは搭載されているスイッチパターンの数が異なる事からも周期やラッチタイミングは異なっていますがこのタイミングが問題ではないようでした。
何故なら高速でラッチタイミングが厳しいAのリモコンで安定してシャッターコマンドが送出されています。
何が違うのか良くそれぞれのデジタルストレージオシロノ波形を御覧下さい。
それは、ラッチ時のタイミングの波形です。
Aの波形では通常時にはプルアップされていると思われる電位が電池電圧と思われる3V近辺まで上昇してラッチ時のタイミング時には略0V近くまで下がっており略0~3V VDDまでスイングしています。
しかし、Bの波形では、通常時のプルアップされていると思われる電位2.6V近辺までしか上昇せずラッチ時のタイミング時には略0V下がっていますが0~3Vまでフルスイングできていません。
この3Vと2.5Vの差がインターフェースに使用したP-MOSFETのIRLML6402を2個つき合わせてスイッチ動作させて、マトリクススキャン時にゲートトリガで交互にFETがONになりOFF側のFETはボディーダイオードを通じてスイッチがONします。
このときにボディーダイオードのオン時の順方向電圧は約0.6V程度となります。
そのためにリモコン側のハイパルス時に2.6Vしか電圧が無い場合にはさらに0.6Vドロップして2Vとなりハイ側の閾値での認識が厳しい状態に成っているのではないかと想像しています。
Aの3Vフルスイングでは0.4Vの余裕があり安定して動作するのではないかと思っています。


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