カメラ用リモコンの消費電流を測定しました

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tankimono
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登録日時: 2015年4月06日(月) 18:30
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カメラ用リモコンの消費電流を測定しました

投稿記事by tankimono » 2017年11月28日(火) 14:50

タイムラプス撮影のためにインターバルタイマーとして使用するリモコンの稼働時間の概算の為消費電流を測定してみました。
測定したリモコンは以下の二種類です。
  1. ロワジャパンの有線リモコンのTC-200Xシリーズ
  2. 格安のRMT-DSLR1互換品の赤外線ワイヤレスリモコン
1.ロワジャパンの有線リモコンのTC-200Xシリーズ(画像の詳細はクリックして別ウインドーで確認下さい)
画像インターバルタイマーとしてよく使用されるリモコンのようです。
画像 スタンバイ時の消費電流で15.7μA流れています。
画像 1秒インターバル時の消費電流です。
インターバル動作をスタートさせると以下の順序でインターバル動作が開始されます。
  1. グリーンLEDパイロットランプが点灯し941μA流れます。
  2. フォーカス動作(シャッターボタン半押し)の為の信号を制御するパワーモスFETが駆動され、1098μA流れます。
  3. シャッター駆動の信号を制御するパワーモスFETが駆動と同時に、圧電ブザーが駆動され赤色LEDのパイロットランプが点灯し1373μA流れます。
画像 この画像は、1秒露光の4秒インターバル間隔の動作時の詳細を確認する為に時間軸を拡大しています。
  1. グリーンLEDパイロットランプが点灯し450mSecの間941μAの電流が流れます。
  2. フォーカス動作(シャッターボタン半押し)の為の信号を制御するパワーモスFETが駆動され、2500mSecの間1098μAの電流が流れます。
  3. シャッター駆動の信号を制御するパワーモスFETが駆動と同時に、圧電ブザーが駆動され赤色LEDのパイロットランプが点灯し、1050mSecの間1373μA流れます。
    実際には露光時間は1000mSecの設定なので、圧電ブザー50mSecのがなり終わった後にシャッター駆動が行われているかもしれません。
    圧電素子やシャッターラインの信号をトレースすればタイミング詳細の把握は可能ですが、今回は省略しました。

2.RMT-DSLR1互換品
スタンバイ時には、制御マイコンがスリープしているようで消費電流は0.9μAと微量で10年以上の電池寿命と考えられ電池の自然放電並と考えられます。
しかし、リモコン動作時には電流をタイル王に消費する赤外線LEDを駆動する事から多くの電流が消費されます。
画像 1秒インターバル動作時の測定結果は以下の状態です。
  • インターバルタイマーからの1秒毎の150mSec幅のシャッター押下時間で赤外線LED信号が3パルス分シャッター命令が送出されて34mSecx3=102mSec3333μAの電流が消費されています。
  • その後次回のシャーッター信号の駆動命令が来るまで898mSecの間、0.9μAの消費電流にダウンします。
シャッターボタンの連続押下時には赤外リモコンのシャッター信号のリピート信号パルスが以下のように連続して送出されています。
画像 画像 45.87mSec周期で約74.1%デューティで赤外線コードが送出されて、平均の消費電流は3333μAx0.741=2470μAの電流が連続して消費されます。


実際これ等のデーターの背固定状態や分析は以下のビデオの説明です。


3.ロワジャパンの有線リモコンのTC-200Xシリーズの消費電流と稼動時間
 

 モード  消費電流  電池寿命時間  電池寿命日数 
スタンバイ 15.7μA 25,478時間 1,062日
1秒インターバル動作 1.069μA 374時間 16日


4.RMT-DSLR1互換リモコンの消費電流と稼動時間



モード  消費電流  電池寿命時間  電池寿命日数 
スタンバイ 0.9μA  88,556時間  3,704日 
1秒インターバルタイマー 340.8μA  235時間  9.8日 
連続送信 2,470μA  32時間  1.3日 


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